まめっこくらぶの主な活動
まめっこくらぶとは、豊田市太田町の畑で大豆から栽培、収穫を行い
最後は味噌をつくるというプロジェクトです。
種まき(6月)→畑の草とり(7月・8月)→収穫&乾燥(11月)
→足踏み脱穀機で脱穀(12月)→綺麗な大豆をより分ける選別作業(1月)
→味噌作り(2月)
活動内容は上記ですが、私は途中入部したので今回の活動からスタートです。
今回の活動は『枝豆の会』。大豆を収穫する前のお楽しみ会で、枝豆を採って食べるだけの為、ししなべに使う味噌とは直接関係がありません。
大豆になる前の枝豆の様子
この頃は大豆ではなくまだ枝豆の状態で、枝豆の株の高さは私の足の付け根~腰丈ほど。ひと株に30房くらいの枝豆がついていました。
葉っぱは少し枯れかけて黄色くなっているものから、緑色のまだ生き生きしているものまでが混ざっていて、大豆になる頃には葉っぱが全て枯れ落ちてしまいます。
今ついている葉っぱの養分が大豆に移動し、養分を送りきった葉っぱは役目を果たし枯れて落ちるのです。
枝豆の株を抜いてみると、根っこ部分にはこしょうの実のような3㎜程のころんとした実のようなものがついています。これはこんりゅう菌といって、空気中の窒素を吸収して大豆の実に栄養を送ります。
大豆は葉っぱやこんりゅう菌の力を借りながら成長していきます。
感想
枝豆から大豆に変わっていくことは知っていましたが、葉っぱの養分や空気中の窒素をもらって大豆に変化していくことは初耳。大豆は『畑の肉』とは言うけれど、たくさんの養分を吸収して、1粒にものすごい栄養が蓄えられているのだと実感しました。
そんな栄養たっぷりの大豆を味噌や納豆、きなこ、豆腐、しょうゆなど様々な形に加工する日本の技術と知恵は素晴らしい‼︎
こうして考えると大豆のない生活って考えられないなぁと思い、本当にありがたい気持ちになります。
そんな大豆たちを自分の手で味噌にしていく事が楽しみになりました。