みそツアー 開催レポート

2015年2月7日(土)
耕Life×蔵元桝塚味噌 人生を耕すプロジェクト 「みそツアー」を開催いたしました。

日本人にとって身近な調味料「味噌」
昔はそれぞれの家庭で味噌を仕込み、各家庭の味がありました。
味噌ってどうやって作られているの?
そんな疑問に応えながら、味噌蔵を見学し、手間をかけることの大切さを学んでいきましょう。

という内容で企画したみそツアー。


まずは、野田社長のお話から始まりました。
観光目的のツアーは一切やっていないということ、そして味噌は「作る」のではなく「育てる」、「ひとねる」ということを説明いただきました。

そして、実際に味噌蔵の見学へ。味噌玉を手にとり、触れて、口にして、味を確かめる…。
「知る」ということは、文章を読んで知識を入れることだけではなく、
実際に自分の目で見て、味わって、身体で感じることでようやく「知る」ことができるんだ、という言葉に重みを感じました。


昨今の食品への異物混入の問題もとりあげていただきました。
近代化が進むにつれて、生産者と消費者がどんどん対峙してきている、それ故に昔は許されたこともどんどん許されなくなってきているのだという話。
そして、「手間をかけること」を無くして、便利で、簡単な世の中になって失ったものについて考えさせられました。

人類は「共に食べること」で進化してきた、というお話で締めくくり、
「共に作って、共に食べましょう!」と五平餅を作って、食べました。



耕Life誌面で参加者を募集したところ、発行から1ヶ月経たないうちに満席のお申込をいただきました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。そして、申込いただき、キャンセル待ちをしていただいた皆様、ご希望に沿う事ができずに大変申し訳ございませんでした。また今後も人生を耕すプロジェクトを色々企画していこうと思っていますので、機会がありましたらよろしくお願いします!

耕Life編集部のみはるがお送りしました!