おこしものの型づくり&おこしものづくりワークショップ開催レポート

2016年4月16日(土)豊田市環境学習施設 eco-Tにて、
「矢作川源流根羽村の木を使っておこしものの型づくり&おこしものづくりワークショップ」が開催されました。
耕Lifeと根羽村森林組合の、人生を耕すプロジェクトの1つとして企画しました。
"おこしもの"とは、愛知県で桃の節句に供えられるお菓子の一種です。

おこしものを作るのであれば、せっかくなので「型」から作ってみよう!ということで、根羽村森林組合から木材を調達し、制作しました。

それぞれ作りたい型の絵を描き、電動の糸ノコギリでカット、ヤスリで磨き、それを使っておこしものを作成しました。後から着色するのではなく、着色した生地を成形するという方式です。

電動の糸ノコギリでカットしている様子



ヤスリでピカピカに磨いていくよ!



おこしものづくり



こんなカラフルなおこしものが完成!


クリスマスツリーみたい?

ふくろうと桜

みんなで食べて美味しかったね!

夢見るぞうさん




“自分たちの住んでいる地域の流域圏の木を使う”ということは森や川の健康な循環に繋がっていくと思います。少しのことでも、木に触れる、木のことを話し合う、こんな活動を今後も続けていきたいと思っております!

以上、耕Life編集部の西村みはるがお送りしました!



いちごツアーを開催しました




2015年4月19日(日)に耕Life、スーパーやまのぶの自社農園みどりの里とティア佳織の店との共同企画「みどりの里見学&自然栽培セミナー(イチゴスイーツ付)」、略して「いちごツアー」を開催いたしました。


まずはみどりの里の畑を見学し、それからティア佳織の店へ移動。
お店で自然栽培のいちごを使用したスイーツを食べながら、「自然栽培とは何なのか?」「硝酸態Nについて」などのお話を聞きました。


今回のスイーツは、いちごのアイスクリームといちごジャム入りのシュークリームでした。どちらもとても美味しかったです、自然栽培のいちごは香りが高いので香料を入れなくてもとても香り高いものができるのだそうです。




硝酸態N(硝酸態窒素)が人体に及ぼす影響や、実際に機械をつかって測った値などのお話がとても興味深かったです。もっと詳しく知りたいと思いました。


みどりの里の野中さんのセミナー後、会長さんからのお話もありました。なぜ自然栽培をはじめたのか、というそもそものきっかけのお話や、硝酸態窒素についてなど、熱く語ってくださり、スーパーで売るものへの強いこだわりが伝わってきました。

食の安全が叫ばれる現代において、このように自ら動いて、試して、調べて、情熱を注いで売るものを決めているスーパーの会長さんの存在は、いち消費者としてとても心強く感じます。

以上、耕Life編集部のみはるがお送りしました!




みどりの里、ティア佳織の店のスタッフブログでも紹介されています。
こちらも合わせてどうぞ↓
みどりの里ブログ→「自然栽培イチゴ見学ツアー
「ティア」と「ほがらか」のスタッフブログ→「耕ライフ&やまのぶコラボ企画!!



みそツアー 開催レポート

2015年2月7日(土)
耕Life×蔵元桝塚味噌 人生を耕すプロジェクト 「みそツアー」を開催いたしました。

日本人にとって身近な調味料「味噌」
昔はそれぞれの家庭で味噌を仕込み、各家庭の味がありました。
味噌ってどうやって作られているの?
そんな疑問に応えながら、味噌蔵を見学し、手間をかけることの大切さを学んでいきましょう。

という内容で企画したみそツアー。


まずは、野田社長のお話から始まりました。
観光目的のツアーは一切やっていないということ、そして味噌は「作る」のではなく「育てる」、「ひとねる」ということを説明いただきました。

そして、実際に味噌蔵の見学へ。味噌玉を手にとり、触れて、口にして、味を確かめる…。
「知る」ということは、文章を読んで知識を入れることだけではなく、
実際に自分の目で見て、味わって、身体で感じることでようやく「知る」ことができるんだ、という言葉に重みを感じました。


昨今の食品への異物混入の問題もとりあげていただきました。
近代化が進むにつれて、生産者と消費者がどんどん対峙してきている、それ故に昔は許されたこともどんどん許されなくなってきているのだという話。
そして、「手間をかけること」を無くして、便利で、簡単な世の中になって失ったものについて考えさせられました。

人類は「共に食べること」で進化してきた、というお話で締めくくり、
「共に作って、共に食べましょう!」と五平餅を作って、食べました。



耕Life誌面で参加者を募集したところ、発行から1ヶ月経たないうちに満席のお申込をいただきました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。そして、申込いただき、キャンセル待ちをしていただいた皆様、ご希望に沿う事ができずに大変申し訳ございませんでした。また今後も人生を耕すプロジェクトを色々企画していこうと思っていますので、機会がありましたらよろしくお願いします!

耕Life編集部のみはるがお送りしました!



JAあいち豊田 秋の味覚まるかじりツアー 開催レポート


こんにちは!耕Life編集部の咲姫です!

2014年10月26日(日)にJAあいち豊田様と共同で人生を耕すプロジェクト
「秋の味覚まるかじりツアー」を開催致しました。

ご参加いただいた皆さまには心より感謝申し上げます。

前回のツアー時同様、開始直前は雨!
しかし、みなさんが集合する頃には雨がやみました。
このツアーは皆が楽しめるよう見守られているのですね♪


みよし市の柿畑で柿をもぎとり



JAあいち豊田の「柿オーナー園」がみよし市に存在します。

柿の樹1本を1口として10,000円で柿の木のオーナーになり、
11月下旬までの約3週間好きなときに来て柿の収穫を楽しむことができるそうです。

現在は約400口の申込があり、週末には多くの方々が収穫に訪れます。

果樹栽培が盛んなみよし市内を車で走ると
たわわに実る果物に目を奪われます。

畑ではJA営農専任担当の小野田さんに柿の特徴などをお話していただきました。





「柿が赤くなれば 医者が青くなる」
と言われるほど、柿は栄養豊富!

豊富に含まれるタンニンは二日酔い予防に効くと言われいます。
また、ビタミンCやカロチンも非常に多く含まれているので
「何個 柿を食べても大丈夫!」
と仰っていました。

カキの効用については耕Life 2014年秋号でも学びましたね!

今年はとにかくカメムシが多く、苦労されたそうですが
昼夜の寒暖の差が大きく良い柿ができあがったそうです。





今回収穫させていただいた柿は「松本早生(まつもとわせ)」です

小野田さんのご好意により、ひとり20個も収穫させていただきました
大事に育ててきた柿を、こんなにお特に収穫させていただき本当にありがとうございました。


みんなで収穫だ!




「初めて柿を収穫した」「柿が大好き!」
という方が多くいらっしゃいました。

中には「来年は柿オーナーになろうと思う」という方も。

子どもたちは初めての柿狩りを喜んでいました。


柿のサラダ&スイーツ作り


みよし市にあるJAあいち豊田 料理教室「あぐりん」にて
柿のサラダ&スイーツ作りを行いました。

JAあいち豊田の職員さんがレシピを考えてくださり
普段味わうことのない新たな柿のおいしさに気づかせていただきました!





こちらが当日参加者の皆さんとつくった
「旬のフルーツクランブル」と「白あえ」です♪


旬のフルーツクランブル

白あえ


新米 品種あてクイズ!


お皿の上に5種類の新米を並べて
実際に味わいながら品種をあてるクイズを行いました。

JAあいち豊田産のコシヒカリ、大地の風、ミネアサヒ、ミルキークイーン
そして地元産ではない魚沼産コシヒカリも。





クイズはとても難しい!
全問正解者はいらっしゃいませんでしたが
上位の方にはJAあいち豊田のお米を
プレゼントさせていただきました!





柿を自分で収穫→ひと手間かけて調理→みんなで食事

という普段なかなかできない体験に
参加者の皆さんに喜んでいただけたようで
スタッフ一同とても嬉しいです!


最後に
準備にたくさんの時間を費やしてくださった
JAあいち豊田の職員のみなさま
本当にありがとうございました。

参加者の皆さんが帰られた後
「またここに来たいと思ってもらえるように」
と隅から隅までとても丁寧にお掃除をしていらっしゃった姿が
印象的でした。

ひとりひとりのあたたかい思いで
つくられたこのイベントに携わることができ
とても嬉しく思います

(編集部:水野咲姫)



JAあいち豊田 果樹選果場&桃畑見学ツアー レポート


こんにちは!耕Life編集部の咲姫です!

2014年7月13日(日)にJAあいち豊田様と共同で人生を耕すプロジェクト
「〜食卓に桃が並ぶまで〜フルーツ発信基地 果樹選果場&桃畑見学ツアー」を開催致しました。

募集早々に定員となり、ご参加いただいた皆さまには心より感謝申し上げます。

当日、集合場所ではまさかの豪雨
「桃畑に到着する頃には雨がやむと信じています!」と
バスの中でアナウンスした通り、到着した頃には雨がやみました。


猿投地区の桃畑を見学



JAあいち豊田管内の桃畑は約50ヘクタール。
なんと豊田スタジアム5つ分の大きさだそうです。

ちよひめ、日川白鳳、加納岩白桃、白鳳、浅間白桃、
大和白桃、黄美娘、川中島白桃、ゴールデンピーチ
の9種類もの桃が育てられています。

しかし、管内の桃部会に所属する方々の平均年齢は約65歳。
担い手不足という課題も抱えています。


畑ではJAあいち豊田 桃部会の森さんに畑のことや出荷までの過程をお話していただきました。



1本の木になる桃はなんと400個!!!

風や雨により、傷がついたり落下したりする桃もあり
天候に左右される農家さんは気をぬくことができません。

最近では鳥が桃を食べにくることが多いようで、
畑では定期的に鳥が嫌いな音が鳴るように仕掛けられています。

桃が病気にかかってしまったり、害虫の被害にあったりと
苦労が多いと森さんは話します。



↑上の写真の、地面に敷いてあるシート、何かご存知ですか?


この白いシートを敷くことで、桃に色味がつくそうです。
もしこのシートがなければ、真っ白の桃になります。


「桃が木になっているところが見てみたかった」
と参加された方が多くいらっしゃいました。

豊富に実り、甘い香りを漂わせる桃を見ながら
「食べるのは一瞬だけど、桃をつくるのはいのちがけなんだなぁ」と
つぶやく声に、改めて食べものをいただけることの
ありがたさを実感しました。


フルーツ発信基地 選果場を見学


豊田市四郷町にあるJAあいち豊田 猿投選果場では
桃をはじめ、スイカ、ナシ、ぶどう、いちじく、カキなど
管内の果物が一挙に集まります。

今回は、なかなか見られない選果場の中まで見学させていただきました。


冷蔵庫に入るなり子どもたちは喜んでいました。
上を見上げると、桃が入っていた箱が
ジェットコースターのように(ゆっくりですが)運ばれていました。



桃はまず、人の目で傷みがないかどうか選別されます。
その後、光センサーを通り、糖度・熟度・カラー・形状などにより
選別され、箱詰めされます。


ちょっとお値打ちな桃はここへ流れ着きます


機械化された桃の出荷作業に驚きつつ、この後はおいしい桃の見分け方を教わり
選果場の横にある直売所でお買物をしました。

最後に記念撮影。



このツアーに参加したことで
参加者のみなさんが何かしらの気付きを得て、
人生を耕すきっかけになっていれば幸いです。

今後も様々な企画を行ってまいりますので
耕Lifeをお見逃しなく!

最後に、JAあいち豊田 組合員交流課のみなさま、
猿投営農センターのみなさま、
ご協力いただき誠にありがとうございました。



みどりの里見学&新米試食ツアーを開催しました


こんにちは。耕Life編集部のみはるです。

2013年10月27日(日)に「みどりの里見学&新米試食ツアー」を開催致しました。
耕Lifeとスーパーやまのぶさんとの共同企画でした。

みどりの里のブログでもイベントのレポートが書かれています。こちらの記事も合わせてどうぞ。
みどりの里 見学ツアー

 


大人、子ども合わせて20名ほどでみどりの里の畑や田んぼを見学し、実際に日頃から畑のお世話をしている野中さんから様々な説明を受けました。
これまでの体験談、畑のこと、虫のこと、肥料のこと、植物のこと… etc
どの話も興味深く、自然栽培についてもっと深く知りたくなってきました。


右の写真は自然栽培で作られたお米だそうです。
ちょうど黄金色でとてもキレイな色でした。
これから収穫だそうです。
新米が店頭に並ぶのが楽しみですね。
我が家でも昨年はみどりの里の玄米を買って食べていました。


農場見学の後は、場所を移動して講義形式で
野菜に関するミニセミナーが行われました。

試食の玄米、白米のおにぎり、米粉のケーキや草餅、豚汁をいただきながら、会長さんのお話を聞きました。

有機栽培と自然栽培の違いなどを説明していただき、勉強になりました。


また、自然農法と自然栽培を区別しようということも初めて聴き、興味深かったです。

自然栽培で作った作物を安定供給しようという試みにただただ感銘を受けました。
いち消費者として、応援していきたいです。
近所のスーパーで、安全・安心、そしておいしい野菜がすぐに買えるという環境に感謝です。



試食のおにぎりや、あまながピーマンやオクラなどもお土産にいただき、
なんとも豪華なツアーとなりました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

耕Life編集部では、また自然栽培や、農産物について学んでいけるような企画を考えていきたいと思っております。その際はまたよろしくお願いします。