こんにちは!耕Life編集部の咲姫です!
2014年7月13日(日)にJAあいち豊田様と共同で人生を耕すプロジェクト
「〜食卓に桃が並ぶまで〜フルーツ発信基地 果樹選果場&桃畑見学ツアー」を開催致しました。
募集早々に定員となり、ご参加いただいた皆さまには心より感謝申し上げます。
当日、集合場所ではまさかの豪雨
「桃畑に到着する頃には雨がやむと信じています!」と
バスの中でアナウンスした通り、到着した頃には雨がやみました。
猿投地区の桃畑を見学
JAあいち豊田管内の桃畑は約50ヘクタール。
なんと豊田スタジアム5つ分の大きさだそうです。
ちよひめ、日川白鳳、加納岩白桃、白鳳、浅間白桃、
大和白桃、黄美娘、川中島白桃、ゴールデンピーチ
の9種類もの桃が育てられています。
しかし、管内の桃部会に所属する方々の平均年齢は約65歳。
担い手不足という課題も抱えています。
畑ではJAあいち豊田 桃部会の森さんに畑のことや出荷までの過程をお話していただきました。
1本の木になる桃はなんと400個!!!
風や雨により、傷がついたり落下したりする桃もあり
天候に左右される農家さんは気をぬくことができません。
最近では鳥が桃を食べにくることが多いようで、
畑では定期的に鳥が嫌いな音が鳴るように仕掛けられています。
桃が病気にかかってしまったり、害虫の被害にあったりと
苦労が多いと森さんは話します。
↑上の写真の、地面に敷いてあるシート、何かご存知ですか?
この白いシートを敷くことで、桃に色味がつくそうです。
もしこのシートがなければ、真っ白の桃になります。
「桃が木になっているところが見てみたかった」
と参加された方が多くいらっしゃいました。
豊富に実り、甘い香りを漂わせる桃を見ながら
「食べるのは一瞬だけど、桃をつくるのはいのちがけなんだなぁ」と
つぶやく声に、改めて食べものをいただけることの
ありがたさを実感しました。
フルーツ発信基地 選果場を見学
豊田市四郷町にあるJAあいち豊田 猿投選果場では
桃をはじめ、スイカ、ナシ、ぶどう、いちじく、カキなど
管内の果物が一挙に集まります。
今回は、なかなか見られない選果場の中まで見学させていただきました。
冷蔵庫に入るなり子どもたちは喜んでいました。
上を見上げると、桃が入っていた箱が
ジェットコースターのように(ゆっくりですが)運ばれていました。
桃はまず、人の目で傷みがないかどうか選別されます。
その後、光センサーを通り、糖度・熟度・カラー・形状などにより
選別され、箱詰めされます。
機械化された桃の出荷作業に驚きつつ、この後はおいしい桃の見分け方を教わり
選果場の横にある直売所でお買物をしました。
最後に記念撮影。
このツアーに参加したことで
参加者のみなさんが何かしらの気付きを得て、
人生を耕すきっかけになっていれば幸いです。
今後も様々な企画を行ってまいりますので
耕Lifeをお見逃しなく!
最後に、JAあいち豊田 組合員交流課のみなさま、
猿投営農センターのみなさま、
ご協力いただき誠にありがとうございました。