2013年2月17日、寒空の下
「まちといなかの心をつなぎたい、まちの中にいても、豊かさを感じられる暮らしを提案したい」と
多くの人々が賛同し、T-FACE前シティプラザにて「いなかとまちの文化祭」が開催されました。
心がほっこりする人と人のつながりが生まれた文化祭をレポートしてきました。
ら・びーたコンサート
「いのちの大切さ、暮らしを丁寧に紡いでいくことの大切さを伝えたい」美しい音色が会場中を包みました。ざわつくまちの中で響くハーモニーが多くの方々の心をとらえました。
Star☆Tステージ feat.あすけ夢里まつり
豊田のアイドルStar☆Tのライブには多くのファンが集まりました。まちならではの光景です。「まちでも着れる野良着」をコンセプトに、「野良着ファッションショー」を行いました。さすがアイドル。着こなしがかわいいですね。
野良着ファッションショーの写真は、「耕Life2013春号」の「農Style」コーナーにも掲載されました。
特設ページはコチラ→
野良着ファッションショー☆
「あいちの山里で暮らそう80日間チャレンジ」のこばちゃんが語る山里の魅力
愛知県のプロジェクトで約4ヶ月間、豊田の山里で生活をしたチャレンジスタッフの小林久美子さんによるトーク。「山里で暮らす子どもたちの笑顔や世代間のつながり。そして人々の心のつながりがとても印象的でこんなに素敵な場所があることを今まで知らなかったのがとても残念だと思うのと同時に、多くの人に山里の暮らしを薦めたい。日々の生活の中で、山里の食材を使ったり、関連イベントに参加するだけでもいいので山里とのつながりを持ってほしい」と語ってくれました。
ミニシンポジウム
「いなかとまちが活かしあう!」
いなかのひと、まちのひと、いなかとまちのつなぎ役のひとのシンポジウム。ここ数年でまちの人々の意識が変化してきており、自分の暮らしを丁寧に紡いでいきたいという若者が増えているように感じる。2005年に周辺6町村と合併して以降、豊田市と日本の山の面積とまちの面積の比率が同じであり、豊田市は日本の縮図ともいえる。豊田市はこれからの50年先を示していかなければならない。いなかとまちの利点を活かしながら共生していける時代をつくっていこうという興味深いお話を聞くことが出来ました。
こころを耕すくらしのマルシェ
会場にはこだわりのお店がたくさん並びました。オーガニックにこだわった食べもの、昔ながらの製法で作られた食べもの、いなかで育ったお野菜、森の木に触れることが出来たりなど、まちの中に暮らしの豊かさを感じられる空間が生まれました。ここはただ物を売っている物産展ではありません。地域とつながり、自然とつながり、そして人の心と心がつながる文化祭。
ふらっとこの場所に立ち寄った人々が、少しでも暮らしの豊かさを感じていただけたのではないかと思えた素敵なイベントでした。
マルシェの出展者の詳細情報はコチラ→
「いなかとまちの文化祭」開催概要のチラシはコチラ→
★実行委員スタッフ 坂本さんより★
天気が良くて、こんなに沢山の方々にお越しいただきとても嬉しく思っています。初めての試みでしたが、豊田の農山村について多くの方に関心を持っていただくことができたので大成功に終わったのではないかと思います。皆様にお集り頂き大変感謝しております。